ドラマ『ハートビート』オク・テギョン「息子のような作品」
2023.08.17 |
- MEDIA
韓国の記事にテギョンさんの記事が掲載されていましたので皆さんにご紹介します。
<スタッフ翻訳>
ドラマ『ハートビート』オク・テギョン「息子のような作品」
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ドラマ『ハートビート』オク・テギョンが寂しさいっぱいの最後の挨拶を伝えた。
オク・テギョンは15日、フィナーレの幕を下ろしたKBS2月火ドラマ『ハートビート』で愛する人を生かすために犠牲となる姿で多くの人々の心を悲しませた。ただ愛のためだけに100年を棺桶に眠り、人間になるために毎回孤軍奮闘した彼が愛する人と再会したにもかかわらず、結局死を迎えるシーンは見る人たちの胸を締め付けた。だが、16話の最後に一人で「一面式」を続けていくイネの前に再び現れたウヒョルの姿はハッピーエンドを暗示し視聴者たちに深い感動を伝えた。
『ハートビート』を通じて人生初のヴァンパイア熱演を披露したオク・テギョンは100年ぶりに全く異なる時代に目覚め、とんでもない歩みを続けるコミカルで愉快な姿から長い時間胸の中に純愛を秘めている人物の切ない感情熱演まで多彩な姿で視聴者たちを魅了した。人間より人間味あふれるヴァンパイアらしく周りの人たちを優しく気遣うかと思えば、恋に落ちたイネの血を簡単に飲めず一人で死を迎えるなど凄然さでオク・テギョンの熱演はストーリーに深みを加えた。
特にヴァンパイアと高いシンクロ率を誇る容貌と目つきなど外見的な努力はもちろん、言葉遣いと行動一つ一つまでオク・テギョンは「ソン・ウヒョル」そのものとなり、ドラマをリードした。色々な時代を通じて多様な人物と絡み合った混乱した人物の感情を綺麗に表現するかと思えば、人間になるために努力するヴァンパイアの姿を通じて人間美とは何かに対する余韻たっぷりのメッセージを残し最後まで視聴者の心を熱くさせた。
オク・テギョンの一問一答
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Q.『ハートビート』放送終了の感想
今回のドラマは今までやってきた作品とは違って、製作の序盤から合流することになり、より愛着が湧いた作品だ。作品を作っていく過程で視聴者の方々がどのように見てくださるかを毎回悩み、監督、スタッフの方々とも対話をたくさん交わし、撮影現場でアイデアをたくさん出そうと努力した。自分の息子のようだと思うほど切ないドラマだったが、もうドラマが終わると思うと残念だ。寒い冬から真夏まで6ヶ月という長い時間を共にしながら大変な瞬間も、楽しい瞬間も多く、『ハートビート』を通じて私もまた成長できたと思う。ご一緒してくださった監督、先輩後輩俳優たちに本当に感謝し、おかげでたくさん学べた現場だった。
ドラマ『ハートビート』を愛してくださって、心から感謝していますし、次の作品を通じて良い姿をお見せできるよう努力する。
Q.演技をしながら一番記憶に残るシーンやセリフは?
9話のエンディング、ウヒョルがイネに「愛してくれ」といったセリフが記憶に残る。「愛が充満した君の血だけが僕を人間にしてくれるね」と言いイネに自身の境遇を率直に打ち明けたウヒョルが最後に吐き出す「愛してくれ」という言葉はウヒョルとイネの状況を一度に表現できる最もよく合うセリフだと考え、その瞬間を演技する時一番インパクトがあった。
Q.これまで演じた役の中で、ここだけはソン・ウヒョルのキャラクターが一番かっこよかったと思うところはあるか、あるいはソン・ウヒョルから学びたい点は?
長い時間を生きてきたし、100年という長い空白も経験しながらあまりにも混乱して大変だったはずなのに、自分が望む胸躍る愛のために人間世界に適応し、自分の変化を受け入れる姿が素敵だと思った。 また、その愛のために死を選ぶ姿から最も大きな魅力を感じた。
Q.最終回、お互い恋に落ちたウヒョルとイネが一つの空間にいるような開かれた結末で終わるが、その後のストーリーを想像はしてみたか。ウヒョルとイネは何をしているのか、オク・テギョンが考える結末は?
映画『ラ・ラ・ランド』のようにウヒョルを見たのがイネの想像に過ぎず、現実は再びウヒョルがいない世の中だったらどうかという考えもあったが、今のようにウヒョルとイネが一つの空間にいるような感じを与え、観ていただいている方の想像に任せることができる開かれた結末であれば、もう少し温かくて深い余韻を与えられるのではないかという気がした。
ウヒョルがどのように帰って来たのか?人になったのか?と色々考えながら互いを見つめて微笑む二人の姿がきれいに残って欲しかった。胸躍る恋がしたかったウヒョルにこれからも美しい恋をして欲しいという思いで演技に臨んだ。
Q.ソン・ウヒョルは愛のせいで胸が躍るようにオク・テギョンを最も胸が躍らせる単語は何だろうか?
「新たな挑戦」だと思う。2PMメンバーとして、俳優オク・テギョンとして、人間オク・テギョンとしても新しいことに挑戦するほど胸を躍らせるものはないと思う。
Q.これから挑戦してみたい、あるいはやってみたいジャンルや役はあるか?
まだやったことのないキャラクター、ジャンルが多すぎる。少しずつスペクトルを広げながら、新しい自分の姿を発見していきたい。
Q.オク・テギョンにとって『ハートビート』はどんな作品として記憶されるか?ドラマの前後で変わった点はあるか?
正直に言って負担が大きかった。製作序盤から合流した作品なので愛情をたくさん注ぎ、それだけ愛着が湧く作品だった。ソン・ウヒョルのキャラクターをどうすればよりよく表現できるか悩んだ時間だけ、僕も少し成長できたと思う。『ハートビート』を通じて少し広い視野を持つようになったようで、僕にとっては本当に忘れられない作品だ。
Q.下半期のアジアファンミーティングツアーおよび15周年記念2PMコンサートを予定していると聞いた。 今後の活動計画は?
2PMコンサートとアジアファンミーティングで多くのファンの方々に会えて嬉しい。新型コロナウイルス以降、ファンの方々に会う機会が少なくて残念だったが、今回の機会でこれまでの残念さを吹き飛ばしたい。僕もやはりワクワクする気持ちと大きな期待を抱いて熱心に準備している。俳優としても良い作品と演技で挨拶できるように一生懸命努力する。
Q.Amazon Prime TVショー部門、20ヶ国余りでTOP10に入るなど海外ファンまで『ハートビート』に多くの関心を示して下さった。『ハートビート』を愛してくださった国内外の視聴者の方々に最後の挨拶。
『ハートビート』を最後まで視聴し、愛してくださった国内外の視聴者の方々に心より感謝します。視聴者の方々の関心と愛があったので、僕もどうすればもっと面白くて心に届くコンテンツを作ることができるのか、より一生懸命悩んで努力するようになったと思います。蒸し暑い夏、健康に気をつけて、次の作品でも良い姿をお見せできるよう頑張ります。ありがとうございます。
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